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22 November

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23 May

【再通販】「AR∀GO」の同人誌オズ×セスアンソロジー『オズとセスが仲良くしてるだけっ!』


友人からご要望があり、閉じてた告知ページ再開しました!↑バナーからどうぞ!通販受付中!『オズとセスが仲良くしてるだけっ!』

2012年にマイナージャンルの中のマイナーカップリングなので、在庫!いっぱいあります!!もし興味持たれた方は是非!お待ちしております!!(*ノωノ)
いろいろ懐かしいー!そしてセス可愛いー!!

原作は「AR∀GO -ロンドン市警特殊犯罪捜査官-」
現在ゲッサンで「レ・ミゼラブル」を熱く描かれてる新井先生のマンガです。大好きでした。興味ある方は読んでいただけると嬉しい。ロンドンいっぱい出てきますし大変なことになります。


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16 May

インスタントストア

なんかアマゾンで今まで買った本の整理できないかなーと、余計な事をして時間を割いてしまった。(*_*)

インスタントストア
http://astore.amazon.co.jp/automaticchil-22

Publisher Studio という新しいサービス使用したかったけど設置した後ログインできないからあきらめてこれ…。うむー。

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19 April

【本読み】風水 欲望のランドスケープ



↑と、いうわけで読んでみました。

この本が発行されたのは1873年、割譲されてから30年後の話。主にアサホンちゃんの割譲当初の文化や会話、当時の街の様子を知る事を目的として読んでみようか!と気になって購入。なので、以下感想より下は、この本を頼りにした当時のアサホンちゃんの会話妄想詰め。
(日本語翻訳して出版されたのが1999年。丁度日本でも風水ブームがあった頃らしいです。)

-引用-
”風水とは何か” ”それは中国人の精神が自然科学の体系を求めてやみくもに手さぐりしたこと、というのに尽きるだろう。その手さぐりは、自然を実際的に観察しようとはしなかった。古代の伝統なるものの真実性及び抽象的な理由づけを、ほとんど排他的に信頼することにより、当然のこととして、中国人の精神をまったき闇の中に置き去りにしてしまったのである”

つまり、天文学や占星術、地軸が傾いてることまで2000年も前から知ってるのに、なんでそれ以上突っ込んで研究せずにあとは空想で終わらせてしまったんだよ!って著者はツッコんでるわけで、それでも本には、当時の著者なりの香港生活での体験から、風水というものに客観的に正面から向き合い、研究してきた内容がしっかりと記されています。(注釈でさらに翻訳者中野さんの補足付)天と地の法則、羅針盤の読み方、中国文化に風水がどれだけ影響しているか、風水の歴史および文献…等々ガッツリ。
まあ、自然科学にそれ以上発展しなかったのは、あんまりたくさんの人が知識をつけると、風水師的に金儲けにならない…し、って原因もあったと思うよ、みたいなことも書かれてます。

この本を読後、風水の事に関しては、私には(;・∀・)?でしたが たとえばこのページに書いてることがただのおまじない止まりじゃなく「あ、理屈的にわかる!」ってなります。サイトにある誕生日占いの事は読んだ本には書いてないけど。気になる方は是非!羅針盤を見るのが楽しくなりますよ。

因みに筆者アイテルさんはどんな人なのかというと、ドイツ生まれ。キリスト教の布教活動の為24歳でアジアに派遣される。中国の新安県、客家居住区で伝道活動…ってなんだかとっても清朝末期の動乱まっただ中ってカンジのプロフィールですな!で、イギリス人女性と結婚したくてロンドン伝道協会に入会。英国国籍ももらい、主に香港政庁で教育行政官として活躍。ガッツリ中国通だ。「穆天子伝」ってなんか翻訳界的に超難解の本の翻訳とかしてるらしいです。

19世紀に書かれたアイテルさんの香港歴史本もあります。めちゃくちゃ気になりますが、私は英語がさっぱりです。当時の西欧人が香港をどう見てたのか、気になりますね。
Europe in China : the history of Hongkong from the beginning to the year 1882
https://archive.org/details/europeinchinahis00eiteuoft


さてさて、本題。


当サイトは、APヘタリアの香くんクラスタ寄りの香港ファンサイトです。

最初に説明した通り、19世紀に香港に住んでいた方が書かれた本なので、割譲当初の香港の様子も少しながら出てきます。その中で気になったのが「気」の吉と凶について。

当時の香港はご存知「不毛の地」で岩がごろごろ転がってたわけですよ。その岩の中にどうも現在でも香港で超有名なパワースポットの”あの石か?”と思わされる描写がありまして…そう、「婚姻石」と呼ばれる石の事だよな?!と思われる石が…。それが19世紀のこの本では「邪悪な岩」と記されてるギャップに、きゃっきゃととても興奮いたしまして、

以下、香港島都市開発の件をアサホンちゃんに変換してみる仕事。

 
外国人は仕方なく新築屋敷を放棄したそうです。



※太平山は上環、ビクトリアピークのふもとあたり。

現代風水ブームの切っ掛けになった香港のHSBCビルの件で「英国が風水師にアドバイスを受けていただ…と?」って話題になったそうですが、西欧人的に、こんな感じで初期にも結構気にしてたといえば気にしてた、そうです。
当時、広州の外国人居住区の沙面島も風水的に最悪の場所だったらしく、シロアリ大量発生して建物が傷んだそうです…著者は「風水と中国手腕の明らかな勝利になった」と記してます。

 
「アベルとカイン」に例える著者のセンスたまらん。




 

それでも当時から、悪行で儲けた人はこの岩にお参りに行って、お供えもするし、線香もたいていたそうです。

現在の「縁結び」エピソードに関しては、香港ナビさんに婚姻石の歴史もちょっと掲載されてます。

こういう過去→現在の由縁の違いとか、いつからそう呼ばれるようになったんだろうって妄想したりするのとかとてもロマンあふれますよね。これだから昔の資料読むのは楽しいね!と…




当時の中国人の反応を置き換えると可愛い…。



 

英領になる直前、香港島にいた人口は7000人(2000人とかも言われてる。英国が当時サバ読んでたんではないか?って陳先生も言ってるのですが)その後割譲され、わんさか華僑の人やその他訳ありの人が住み着いたんだけど、華僑の人と英国人はお互い強制・反発はするけど協力・妥協は一切しないですみ分けてたそうですが、どうやらこの件は褒められたらしいです。
香港を仕切ってた華僑の話も好きです!また後日。

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